虎屋菓寮@赤坂本店の季節の昼膳
虎屋菓寮@赤坂本店の季節の昼膳をいただいてきた。
赤坂の虎屋本店。
芋ようかんで有名なあの虎屋だから当然甘味処が併設されてるワケだけど、こちらは甘味処というには大きなスペースが地下にあってそこが菓寮となっておりまする。
その虎屋菓寮で「新ばし 金田中」が作る虎屋菓寮の赤飯にあうように調製された月替わりの昼膳を供してるということで嫁さんに連れられてやってきたのですよ。
席に案内され、麦茶が出てくるんだけど、この麦茶がまず凄い!
うお!うまい!!
・・・と、声に出してしまう程。
季節の昼膳
さあ、やってきた。
お重の蓋には1月だから松葉が結ばれていて浄げな佇まい。
二段重とお椀が朱塗りで美しいね。
全貌はこんな感じで
おお。
非常に凛として品がよい。
「初春を迎えて寿ぎの喰べ事」と題されている。
縁高
<松葉串> 小肌酢〆、酢取茗荷、海老真丈、黒豆蜜煮
<猪口> 蟹玉地蒸し 薄葛餡、寒鰤照焼、一口伊達巻
ふく唐揚げ、芽葱姑含め揚げ、里芋含め煮、梅人参、絹さや
なるほど。
金田中謹製の実に正統な和弁当。
汁
澄まし仕立て 鴨つくね 焼葱 粉山椒
また非常にコレ上品。
ホントに上品。
赤飯 香の物
和菓子屋さんって餅米と小豆の扱いはお手の物。
お赤飯はその最たるものでしょ。
虎屋のお赤飯は一般的なお赤飯より小豆がとっても多くて、色も濃いし胡麻もたっぷり。
香の物は柴漬け。
甘味 あんみつ
御膳餡、寒天、黒豆、塩豆
添へ色いろ 黒蜜
食後の菓子はあんみつの他アラカルトから選ぶことができる。
お汁粉にするか迷ったけどあんみつに。
ボクとしてはあんみつよりも豆かんが好みなんだけどね。
案の定、こちらのあんみつに入ってる塩豆がもの凄く美味かったから次回は豆かんで決まりでしょ。
という虎屋菓寮でした。
見ての通りお上品なお料理の数々なんだけど、量もお上品。
嫁さんいなかったら赤坂の天下一品でこってりでも食べたいところだけど、我慢。
いや、とっても美味しかった。
・・・あ。
俺が出先でアルコールなしの食事なんて。
とてもレアよねw