鮨香坂@東比恵 地方に来たら鮨を喰うのが我が家の慣わし
ここんとこ、地方に行った時くらいしか鮨を食えわなくなったね。
今回も博多旅を締めくくるのはお鮨ってことで、鮨香坂@東比恵さんにお邪魔してきた。
地下鉄に乗れば博多からひと駅の場所にあるこちらのお店なんだけど、滞在したホテルをチェックアウトしてしばらく時間もあるってことでのんびり散歩がてら歩いてみた。
春の日差しが気持ちいい日だったっけね。
てくてくと歩くこと20分ほどかな。
旅の計画の初期段階で鮨をどこで食べるかを考えていたんだけど、今回はどうしても夜の時間帯に組み込むことだができなくて結局最終日のお昼になっちゃった。
福岡空港は市街地から至近だからすごく余裕がある。
これって福岡が好きな理由の中でも大きなファクターだよね!
お店に入るとカウンター席の真ん中に案内される。
旅行鞄を持っていたせいか・・・
「旅行ですか?」
「ええ。でももう帰るんです。これから空港に向かう道すがら寄らせてもらいました。」
なんてやりとり。
ヱビスビール
先ずはヱビスビールのボトルをいただき、散歩で乾いた喉を湿らす。
昼の握りコースはつまみなどはなくて鮨だけのコースで3240円なり。
鯛
始まりは鯛から。
九州は白身至上主義だからね。
うまい。
勝浦産本マグロ背トロ
和歌山は南紀勝浦産の本鮪。
この辺はさすがは鮨屋の魚ってトコロだろうか。
ちょっと魚のうまい割烹料理屋なんかの魚とは一線を画す。
槍烏賊は塩と酢橘で
烏賊の握りは何と言っても柑橘が非常によくマッチする。
いつからか、この食べ方こそ烏賊の最良と信じるようになったね。
鯵は生姜と小葱
ふむふむ。
味は鯵なり(逆だっけw?)とはよく言ったもんで。
唐津産赤雲丹といくら
九州って実は結構な雲丹どころなんだよね。
北海道ばっかりにスポットライトがあたりがちだけどさ。
幸せの相盛り。
茶碗蒸し
茶碗蒸しで一息。
蛸
火の通りも淡いタコさんはごま塩をぱらりで。
タコもやっぱり塩が美味いよね。
そしてあの吸盤の食感がね。
細魚
サヨリは色々な鰹節や昆布やなんやかんやの旨味をを加えたという練り梅とともに。
爽やかです。
鰆
鰆は皮目を炙ってある。
脂ののりも程よく、よろしい1貫だった。
穴子
穴子は甘みの少ないツメと山椒で。
江戸前スタイルの穴子のようにほろほろに煮たものではなく、歯ごたえの残る仕上がり。
これはこれでよろし。
広島菜の手巻き
広島菜ですか・・・。
九州だから高菜だろって思いがちだけどね。
上品な酸味と塩味であります。
鮨香坂の大将は若いのに凛とした佇まい。
玉
玉は・・・あまり印象に残ってないw
菓子
あまおうを頂いておしまい。
そんなお昼のお鮨でありました。
ほんと、最近は地方に行ったときぐらいしか鮨を食わなくなっちゃったなー。
もうちょっと頻度を上げて地元の良い鮨屋に行きたいところだけど、それ以外の選択肢が優先しちゃうんだよね。。。
美味しいお鮨でした。
ごちそうさまでした。
これにて博多旅2015春編、終了!