凡人-呑喰散歩き

本邦ウイスキー発祥の地・サントリー山崎蒸溜所の工場見学をする 2016年夏、結婚10周年記念京都旅行記<5>

サントリー山崎蒸溜所

サントリー山崎蒸溜所


志津屋さんでとろ〜りたまごの朝食後、乗車予定してた阪急京都線のダイヤの乱れも影響少なくやってきましたるはこちら。
つい先日ニッカウイスキーの宮城峡蒸溜所に行ってきたばかりだけど、今回の京都旅が決まってすぐに山崎に行きたいということでWebから申し込み。
サントリーもニッカも工場見学はWebでできるから楽チンでいいよね。

過去記事
ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所
(凡人-呑喰散歩き)



さて、こちらの山崎蒸溜所。
まず予約必須であること、自家用車はおろか自転車もお断り、そしてウイスキーの製造工程見学は有料であります。
無料の見学(?)は山崎ウイスキー館でミニチュアの製造工程を眺めるだけで、蒸留作業や貯蔵庫は見られないの。
当然、有料の方はなかなか素晴らしい試飲も楽しめるし、ガイドさんの説明と共に蒸留工程をわかりやすく案内してもらえる。
有料見学は1000円。
決して高くはない!


受付をすませる
受付をすませる
受付は正門を入ってすぐの左側にある。
見学ツアー開始の10分前までには受付をすませたいところだね。
受付で予約名を伝え、ボクと嫁さんの分の有料見学代2000円を支払うと、工場見学者であることを示す首から下げるカードと蒸溜所のパンフレットを受け取ることになる。



山崎ウイスキー館2階に集合
山崎ウイスキー館2階に集合
ツアー開始の時間まではこの山崎ウイスキー館の2階でウェイティング。
山崎ウイスキー館のミニチュア「ウイスキーができるまで」を見ながら待つ。



サントリー南アルプスの天然水
サントリー南アルプスの天然水
ウェイティングスペースにはこのようなウォーターディスペンサーもある。
さすがサントリーだ。



サントリーウイスキーのボトルがずらりと
サントリーウイスキーのボトルがずらりと


巨大なポットスティルを模したオブジェと有料試飲のスペース
巨大なポットスティルを模したオブジェと有料試飲のスペース
ここはまた後ほどゆっくりとご案内しましょう。


ナビゲーションをしてくださった南橋さん
ナビゲーションをしてくださった南橋さん
ツアーのナビゲーションをしてくださった南橋さん。
とてもフランクでありながらキュートで、ガイドの時はキビキビとした素敵な女性でした。
それではツアースタート!



まずは仕込・発酵室へ
まずは仕込・発酵室へ
まず最初の工程はマッシング。
ウイスキーの原料は二条大麦の麦芽と、ここ山崎の名水だけ。
まずは麦芽を乾燥させ、細かく粉砕し、仕込み器の中で山崎の名水と邂逅し麦汁ができる。





ビール工場と同様の設備
ビール工場と同様の設備だね
ご覧の通り、ビール工場にある仕込みタンクと同様のもの。
ここまでの製造工程はビールと同じだもんね。
ビールの場合はこの後ホップを入れて発酵させて数十日貯蔵して出荷だけど、ウイスキーの出荷はこの後最低でも10年以上・・・。
気が遠くなる。


原材料の二条大麦麦芽
原材料の二条大麦麦芽


わかりにくいけど、稼働中
わかりにくいけど、稼働中
タンクの中に麦汁が踊ってるんだけど、わかりにくいなw。



発酵槽は木桶とステンレスタンクを使い分けるそうで
発酵槽は木桶とステンレスタンクを使い分けるそうで
ろ過した麦汁に酵母を入れてアルコール発酵させる工程なんだけど、山崎蒸溜所ではステンレスの発酵槽と木桶の発酵槽を使い分け、様々なタイプの原酒を作るべく多種多様な酵母を使用してるんだそうですよ。



蒸留室へ・・
蒸留室へ・・
さあいよいよウイスキーづくりの中でも、最も重要と思われる蒸溜の作業をする部屋。
蒸溜ってのは平たく言えば「沸騰させた液体の蒸気を冷却して再び液体に戻すこと」でいいよね?
てことは・・・



画像では伝わりにくいけど、クッソ熱いぜ!

画像では伝わりにくいけど、クッソ熱いぜ!


本当にもうね、ものすごい暑いの!!
目の前でポットスティルちゃんたちがガンガン焚かれてるわけだからね。
そして、立ち込めるそのむせ返るほどの発酵臭というか、アルコールの匂いがまたすごい。



今まさに蒸留されて流れ出る原酒
今まさに蒸留されて流れ出る原酒
平日だからバッチリ工場稼働中。
今まさに生まれ出ずる無色透明のウイスキー原酒。
こいつらは「ニューポット」と呼ばれます。



ポットスティルの形状は様々なんです
ポットスティルの形状は様々なんです
よーくご覧いただくとお分かり頂けると思うけど、居並ぶポットスティルちゃんは一つ一つ姿形が違うんだよ。
大きさだったり、くびれ方だったり・・・。
それぞれの蒸溜釜に個性があるそうで、それぞれを使い分けて多様な原酒を作る。
仕込み槽の時から一貫して「様々な個性を作る」ことに腐心してるんだね。



貯蔵。。。出来た原酒樽詰めして寝かせる部屋
貯蔵庫
出来た原酒を樽詰めして寝かせる部屋。



貯蔵されてる樽
貯蔵されてる樽
これまでの工程でも多彩な原酒づくりをしてきているんだけど、この後もさらに細分化していく。
写真の樽は1999年と比較的若い(それでも16年!)けど、熟成させる年数はもちろん、樽の材質や形状あるいは以前その樽に詰められていた酒の種類・・・。
ワイン樽だったりバーボン樽だったり、シェリー樽だったり。



エンジェルシェアとは・・・
エンジェルシェアとは・・・
ウイスキーに限らず樽の中で長期熟成するということはその間に蒸発していくわけですよ。
ウイスキーも呼吸をするんですって。
満タンに詰めたニューポットも手前の樽は4年目であの程度減少。
奥の樽は12年の熟成を経ている。
減少するのはもちろんのこと色の変化にも注目したい。
樽の中で熟成されるうちにウイスキーは無色透明から琥珀色へと変貌を遂げ、芳香を身にまとうワケよ。

そして蒸発して減ってしまった分は酒飲みの天使が呑んじゃった、と。
ウイスキーを美味しくしてくれた天使の分け前だと。
で、こいつをAngel's Shereというわけ。




無数に並ぶ樽の数々は・・・
無数に並ぶ樽の数々は・・・
圧巻だよね。



山崎最古の樽だそうです
山崎最古の樽だそうです
1922年の樽。
さすがに現役ではなく、中身はウイスキーではない他の液体を入れてるそうです。
こんなものまで見せてくれちゃう山崎ディスティラリーに感謝です!


夏の青もみじ
夏の青もみじ
これ、秋になると全部紅葉するわけでしょ?
圧巻だろうな〜。



竹林もある山崎蒸溜所
竹林もある山崎蒸溜所
建物の佇まいや雰囲気といった部分ではニッカ宮城峡に軍配だけど、こんなところまで見せてくれるのか!っていう意味ではさすがサントリーでございました。
さて、この後はお待ちかねの試飲なんだけどさ。
ちょっとこのエントリが長くなっちゃったから、次回また。



サントリー山崎蒸溜所


075-962-1423
大阪府三島郡島本町山崎5-2-1
http://www.suntory.co.jp/factory/yamazaki/






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